AI開発や広告利用などで人物が写る写真を投稿・提供する際には、被写体本人の同意が必要です。この記事では、ミツカルモールで画像を投稿する際に欠かせない「モデルリリース(モデル肖像使用同意書)」について、取得の必要性や書き方、注意点をわかりやすく解説します。
モデルリリース(モデル肖像使用同意書)とは?

人物がはっきり分かる写真・動画を使うときに、本人から「使ってOK」と書面で許可をもらうための同意書です。
この同意書を一般にモデルリリース(モデル肖像使用同意書)と呼びます。
ミツカルモールでは、個人が識別できる人物が写っているコンテンツを投稿する際に、モデルリリースの取得が必須となります。
なぜモデルリリースが必要なのか?
人の顔や体型などでその人だと特定できる場合、写真には肖像権が関わります。
許可なく撮影物を公開・販売・AI学習に利用すると、肖像権の侵害にあたるおそれがあります。
いつ必要?
- 顔がはっきり写っている/誰かと分かる
- 広告・販売・AI学習など公開・商用に使う予定がある
- 未成年が写る(※保護者の同意が必須)
※後ろ姿や手元だけなど、個人が特定できない場合は不要になることもありますが、迷ったら同意を取る or 写らない工夫が安全です。
モデルリリースが必要なケース
以下のような場合には、モデルリリースが必要です。
- 顔や身体など、個人が識別できる人物が写っている
- 手や背中など、部分的でも特定の人物とわかる可能性がある
- 特定の衣装や持ち物により、個人が推定される可能性がある
※群衆や遠景など、個人が特定できない場合は不要なこともありますが、不安な場合は取得を推奨します。
書類の形式について
モデルリリースには以下の内容が含まれていれば、指定フォーマットでなくても有効です。
- 誰を撮ったか(氏名・生年月日・住所)
- 何のために使うか(利用目的・範囲・期間など)
- いつどこで撮ったか(撮影日・場所・撮影者)
- 署名(未成年は保護者の署名も)
ミツカルモールでは、モデルリリースのテンプレートをご用意しております。モデルさんの顔がはっきり写っている写真を貼る必要がありますので、下の画像で灰色になっている部分に、モデルさんの写真を貼ってから書類を取得してください。
※必要事項が記載されていれば他の様式でも問題ありません。

POINT(権利の整理)
- 著作権 …「撮った人の権利」。写真の使い方を決める権利。
- 肖像権 …「写っている人の権利」。自分の姿を勝手に使われない権利。
つまり、写真を使うには「撮った人のOK」+「写っている人のOK」の両方が大切、ということです。
取得のタイミングと注意点
- 撮影前または撮影時に書面で同意を取得してください(事後の同意はトラブルの原因になります)
- 被写体が未成年の場合、保護者の同意・署名が必要です
- 署名や日付が抜けていると無効になる可能性があります
今日から実践!モデルリリースで安心投稿をはじめよう!
モデルリリースは、人物を撮影・投稿する際に必ず確認しておくべき重要な書類です。
特にAI学習用途など、再利用が想定されるシーンではトラブル防止の観点からも取得は必須。
テンプレートを活用し、適切なタイミングで同意を得ることで、安心して投稿活動を続けることができます。



